『ムーミン谷の夏まつり』

ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)

ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)


ヤンソン講談社文庫
ムーミン講談社文庫版第4弾。
えっとムーミンって昔のアニメの記憶ではほのぼの系だったとような気がするんですが、本ではけっこうスゴイ事になってます。
文庫2巻の『ムーミン谷の彗星』では、彗星が地上に激突する!という恐怖がほぼ全編を貫き、異様なムードのなか、話が進行していきます。
『夏まつり』でも、洪水により、ムーミン谷は水底に沈み、ムーミン一家は流れ着いてきた(!)劇場に住むことになり、さらに家族もバラバラになり、スナフキンは警官に追われ、とかなりトンデモないことになっています。
ま、あらすじの説明下手なボクですから、適当なこといってます。
が、今回の『夏まつり』でムーミンのイメージを考え直しました。


なんというか、ムーミンってつまり童話だと思ってたんですね。まぁそれは間違いではないんですが、もっとちゃんとファンタジーだったんだな、と感じた訳です。なんというか、明るい楽しいばかりではない、ムーミンたちって「薄暮の国の住人」なんだなぁ、とふと思ったわけですよ。
うーん、この項続くかな。思いつきでいきなり書き出してるからね。
残りのシリーズ読んでから、まとめてみるよ、多分ね。