博士の愛した数式
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/11/26
- メディア: 文庫
- 購入: 44人 クリック: 1,371回
- この商品を含むブログ (1054件) を見る
文庫。
実は昨年図書館で借りて、読んでたんですよ。感想は書かなかったけど(^^;
2005年のまぁ、ベストと言って良いんじゃないでしょうか。今さらですけど(^^;
文庫化を機会に買いました。映画もやるみたいですしね。
いやホントいい話なんですよ、これは。事故で記憶が80分しかもたない数学者の“博士”と家政婦の“私”と、私の子供である“ルート”が織りなす切なく暖かいお話。
3人の心の通いあいが、ゆっくりと穏やかに描かれます。ホント泣きたくなるくらいけなげで素敵な人たちなんですよ。悲しいほどに。
そして
このお話のもう一つの主役、数字です。数学者の“博士”が物語る数字の神秘が、“私”や“ルート
”と同じように読む人の心を打つはずです。打たれました(^^;
完全に文系なボクですが、もっと数字の神秘を知りたいと思いました。
いいお話です。
映画「博士の愛した数式」公式サイト
http://hakase-movie.com/