博士の愛した数式

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)



文庫。


実は昨年図書館で借りて、読んでたんですよ。感想は書かなかったけど(^^;


2005年のまぁ、ベストと言って良いんじゃないでしょうか。今さらですけど(^^;


文庫化を機会に買いました。映画もやるみたいですしね。
いやホントいい話なんですよ、これは。事故で記憶が80分しかもたない数学者の“博士”と家政婦の“私”と、私の子供である“ルート”が織りなす切なく暖かいお話。


3人の心の通いあいが、ゆっくりと穏やかに描かれます。ホント泣きたくなるくらいけなげで素敵な人たちなんですよ。悲しいほどに。


そして
このお話のもう一つの主役、数字です。数学者の“博士”が物語る数字の神秘が、“私”や“ルート
”と同じように読む人の心を打つはずです。打たれました(^^;


素数友愛数、双子素数オイラーの公式完全数


完全に文系なボクですが、もっと数字の神秘を知りたいと思いました。


いいお話です。




映画「博士の愛した数式」公式サイト
http://hakase-movie.com/