ネット王子とケータイ姫



えっと図書館本です。
香山リカさんって初期のころはよく読んでました。いまもSFマガジン連載のものはチェックしてるんだけど、本にまとまったものは久々です(共著だけど)。


少年犯罪が起こるたび、ネット、ケータイが悪玉にされる。だが、今やそれらの機器が子供にとって「唯一の居場所」であり、「自己の鏡」とさえなっている。大人はどう接するべきか?


てな感じですが、メディアで新しいものがワルモノにされるの今に始まったことじゃない。が、イマドキの子供たちの事情に驚いてしまいました(不覚にも(^^;)
学校のPCでHPを作るとか、生まれたときからケータイがある生活とか、外から見てても、ボクもいい大人だし、想像するのも難しいなぁ。


最後に、いろいろと大人(と子供)に提言があるんだけど、難しいだろうね。大人がちゃんと子供と社会とに向き合っていれば、ある程度はなんとかなるんじゃないの?それができないから今の世の中なんだよね。と、感じてしまいました。