ローマ人の物語1
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1992/07/01
- メディア: 単行本
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図書館本、読みました。
完結したのかな?最新巻が出たのかな?巷で話題になっていたので借りてみました。
おもしろいです。ワクワクしてきます。
ギリシア・ローマ時代とか、ローマ帝国とか、ひとくくりで授業で習っていた歴史が、今まさにという感じで、ダイナミックに感じられます。
ロムルス・レムス、元老院、十二表法、リキニウス法(!)などなど、聞いた事はあるんだけど、学校の授業のなかでとりあえず暗記していたものたちが、流れのなかで生きています。
これでまだ1巻だからなぁ。続きが楽しみなのです。
で、1巻は序章みたいな感じで、王政ローマ(B.C.753)から共和制ローマ(B.C.270)までの約500年。
500年って長いよね。いろいろ変化もあるみたいだけど、やはり史料が少ないってのが、500年がひとくくりになってしまう理由でしょうね。
あるいは、今の時代よりも変化がゆっくりなのか。
今って地球規模で様々な変化が起こって入ると思うんだけど、それも未来の人々からみれば、そんなたいしたことない、授業でさらっと流れてしまう、ということになるのかなぁ。