ローマ人の物語2


ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記

ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記


図書館本。
ポエニ戦役。vsカルタゴハンニバル戦。燃えます。


1巻もそうなんだけどローマって(他の国も)戦争ばっかりしています。市民に対する税、つまり義務が、軍への参加というんですから大変です。


で、戦争の、戦略部分みたいなとこは燃えて読むんですが、そんな中に挿まれる、ローマ人がそのころ何を食べていたかとか(肉はあまり食べなかったらしい。魚と穀物メイン?)、そんな描写が面白いです。


シラクサに、アルキメデス登場!そし死亡。こんなところで出てくるなんて思いもしなかった。理科の方でしか、記憶にないもんで。


とにかく、ハンニバル強いです。スゲー。そしてローマ側、スキピオ
孤高の司令官ハンニバル。そしてハンニバルから多くを学び、破るスキピオ
戦記物としてぐいぐい引き込まれます。


いったいどれくらいが事実で、どのていど推察して書いているのか、という疑問はありますが、面白ければかまいません。史料が残っていない部分も多くあるでしょう。
でもなぁ、会戦において、片方の被害が何千なのに、もう一方が百数人って、いくら戦術が優れていたってあり得るんでしょうか。


そのへん気になります。そういうのが書かれた本もまた読んでみようかなぁ。


いつになるのかわかんないけど(^^;