鬼神伝 鬼の巻
- 作者: 高田崇史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/01/31
- メディア: 単行本
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図書館本。ミステリーランドの一冊。
京都の中学校に転校してきた天童純はいじめられっ子に追われて古寺に逃げ込む。そこで出会った僧の力で平安時代に飛ばされてしまう。
貴族たちから都を襲う鬼たちを退治してくれるように頼まれた純は、封印された竜を復活させるのだが…。
というような導入。今まで読んだミステリーランドは、子供(たち)が休みの間に体験する少し不思議な出来事って感じのが多かったんだけど、鬼神伝は違います。タイムスリップして現代から平安時代まで行っちゃうんですから。そして主人公は平凡そうに見えて内に秘めた不思議な力を持つ、ってファンタジーの王道を行ってます。しかも和風です。
ちょっと驚きでしたが、うん確かに小学生中学生の時にこれを読んだらうれしいかも。一回日本の歴史を習ってからの方がいいかなぁ。
それをひっくり返そうっていう書き方がされてるから。
これ、分冊なんですよね。続きがあるんです『神の巻』。
そっちも読んでみたいのです。