平原の旅


エイラ 地上の旅人(8) 平原の旅 上

エイラ 地上の旅人(8) 平原の旅 上


エイラシリーズ最新刊。高いけれども(T^T)買い続けています。
ホント¥2500は高いよ。しかも毎月ですよ。嬉しいけど。お子様だったら買えないよ。いやお子様は買わない方がいいかも、内容がちっとね。


で、今回なんですけど、
エイラは自分を受け入れてくれたマムトイ族のもとを去り、ジョンダラーと共に彼の故郷を目指します。上中下の3巻ほぼ道中記です。行く先々で人々を救ってゆきます。水戸黄門です。スーパーガールですワンダーウーマンですバイオニックジェニーです。ゴメンなさい、よく知らないけど、テキトーに言ってます。


実はボク、前作のマンモスハンターの方が好きなのよね。今作では、エイラは(自分の出自やこれからに悩むとはいえ)スーパーウーマンぶりが多く出過ぎちゃってるような気がしてさ。これがジョンダラーの故郷に着いてしまえばまた別の問題が出てくるような感じなんだけど。水戸黄門じゃなく渡る世間は鬼ばかりとかね(^^;


とはいえ、やはり自然描写が絶品です。氷河期の終わり、旧石器時代、3万5000年前を見てきたように書いています。


この次の巻が評論社版では出てなかったんだよね、多分。次へつながる今作はやっぱりはずせない1冊なのです。


あ、そういえば訳者のひとり、金原瑞人さんって「蛇にピアス」パパなんですね。知らなかった。