暁の円卓・1


暁の円卓〈1〉目覚めの歳月

暁の円卓〈1〉目覚めの歳月


図書館本。


Amazonに「おすすめ」ってあるじゃないですか。
買った本や持ってる本の評価を答えていくのけっこう好きで、こつこつと個人情報をタレ流してるワケなんですが(^^;
そうしたところやたら勧められたのがこの本。
いきなり買うのはアレなんで図書館で借りてみました。


「暁の円卓」ってタイトルだけみて、中世っぽいファンタジーだと思ってました。
円卓→アーサー王、って安易だけど(^^;
実際は、世界の滅亡と再生を目論む秘密結社とそれに立ちむかう、一人の男の物語。彼はその使命により、不思議な力と100年の寿命を与えられます。
そうして20世紀の100年が虚実入り交じって描かれる、現代のファンタジーです。


作者は『ネシャン・サーガ』『盗まれた記憶の物語』の人。といってもどっちも未読ですが。


で、全9巻のうちの第1巻ですが、主人公の父の時代から始まります。イギリス人の彼が秘密結社の秘密をかいま見るところからお話は始まります。


これがまたトンデモ本に出てきそうな秘密結社です(^^;
で、彼がその秘密結社から盗み出した指輪。この秘密結社とお話の鍵を握ります(多分(^^;)


そうして時は経ち、1900年1月1日、東京で主人公は生まれるのです。
生まれた時から不思議な力を持った彼は100年の生と氏名を予言され、困難な道を歩むことになるのです。

てな感じかなぁ。


とりあえず、主人公は伊藤博文の甥の子や、後の天皇ヒロヒトと友達になったり、第1次世界大戦に一兵卒として参加したりして、現実の20世紀とシンクロして物語は進んでいきます。
で、その裏で暗躍するのが秘密結社です。戦争をあおり、テロを仕掛け、人類の滅亡の為にガンバっちゃいます(^^;


設定はアレなんですが、お話は面白いです。1巻を読んでると主人公はどうしたって、秘密結社にはかないっこないんですが、これからどうなっていくのか楽しみです。


ていうか、主人公、1巻の最後で銃剣で指されて死にそうです。地獄のヒキだー(^^;
次巻も図書館で借りてみます。


で、読み終えて、Amazonくんがなんでこれをオレに勧めるのかよくわかりませんでした(^^;
だって、買った本ってあんまりこれと関係なさそうだよ。
とりあえず、ハズレではないですが。これから大当たりになるのかな。